今回、購入したのは「ネバディロ・ブランコ」というオイル用の品種です。
オリーブ栽培の適地は、年平均気温が14~16℃、年間2,000時間以上の日照、年間1,000㎜程度の適度な降水量のある立地とされていますが、徳島市も概ね適地に含まれると思われます。(ちなみに徳島市は年平均気温14~20℃、年間日照時間2,065~2,327時間、年間降水量1,496~2,534㎜(気象庁・徳島気象台・2013年~2017年)で降水量が問題です。)
オリーブの実の栽培については、単一品種では結実しにくく、1~2割の異なる品種を混植する必要があるようです。
【小豆島の概況】
小豆島は面積153.35㎢、周囲140.1㎞と瀬戸内海では淡路島についで2番目に大きな島で、約30,000人が暮らしています。400年以上続く醤油、素麺の生産、そこから派生した佃煮やごま油など特産品は多岐に渡りますが、小豆島は「オリーブの島」としても名高く、オリーブオイル生産量は常に日本一となっています。
なお、オリーブ栽培が小豆島に導入されたのは、明治41年に遡り、当時の農商務省が試験的にオリーブ植樹を小豆島、鹿児島県、三重県で行った結果、栽培が成功したのは小豆島だけであり、これが日本のオリーブ栽培のはじまりになっているそうです。
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